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以前岐阜県美濃加茂市にある美濃加茂ぎふ清流里山公園を訪れた時のこと。施設の一番奥に、一見アスレチックかな?と思えるような木の台が作ってありました。ぎふ清流里山公園には事実アスレチックもありますから、その一部かとも思いました。

ぎふ清流里山公園のアスレチック
ぎふ清流里山公園のアスレチック

でも、アスレチックの施設とは明らかな違いが。それは施設に登っているのが子どもたちではなく、たくさんのヤギであること。

ぎふ清流里山公園のヤギ
ぎふ清流里山公園のヤギ

これ以来、「あのヤギはいったいなぜあそこにいたんだろうか?」という疑問がくすぶり続けていたのですが、朝日新聞に「費用だけではない「山羊さん除草隊」のメリットとは」という記事が出て謎が解けました。

そう、このヤギの群れは除草のために飼われているものであり、アスレチック上のものは、「ヤギサークル」であって、そもそもヤギのために作られた休み場だったのです。

ヤギを飼育しているのは農業生産法人フルージック。アセロラとドラゴンフルーツを主に生産しているそうです。こちらのブログを読むと、どうやら除草隊のヤギさんたちはぎふ清流里山公園に常駐しているわけではなく、お仕事がある時だけ出張?している様子。

2010年に管理を委託されていた畑の除草のためにヤギ2頭を飼い始めたのがきっかけで、今は50頭以上。手作業で除草すると草は産業廃棄物になるそうですが、ヤギを入れればエサ。引く手あまたで暑い時期は平日はヤギさんたち毎日出勤とか。

ヤギさん除草隊の本も出ています。

美濃加茂ぎふ清流里山公園のヤギ